ワークライフバランスへの取り組み

人により、働くことへのニーズや理想の働き方は違います。理想のワークライフバランス(プライベートと仕事の両立の仕方)も、人によって違います。タクミンズプレイスでは、それぞれ異なるワークライフバランスについて、ひとりひとりの職員の都合にある程度合わせる考え方をしています。働き方の多様性をお互い認め合うことで、お互いの価値観を尊重し合い、「みんな違ってみんないい」職場を目指しています。

埼玉県多様な働き方実践企業プラチナ認定


職場環境の改善に向けた取り組みを積極的に推進しており、埼玉県多用な働き方実践企業としてプラチナ認定を取得しています。


多様性を認め合う職場作りは、子どもたちひとりひとりの多様性を認め、その子ひとりひとりにあった支援作りを行う前提になるのではないか、と考えているからです。人に迷惑をかけない限り、自分の都合を優先していい。その代わり、他の人の都合も尊重する。このことを「自分に優しく、人にはもっと優しく。」という職場のスローガンにしています。

 

ただし、課題もあります。人によって価値観が異なるため、自分の都合を優先する基準にも差があります。この差が大きいと不公平感が生じます。不公平は職場の毒、ストレスの源です。お互いがお互いの都合を認め合う職場作りは簡単には進みませんので、今後も職員みんなで理想のバランスを求め続けることになるはずです。

具体的な取り組み


ニーズに合わせて選べる労働契約条件

同じ人でも、ライフイベントの状況によって働きたいニーズが変化していきます。そのニーズに合わせて、働き方を都度選べるようにしています。

  • 正職員 (週40時間勤務)
  • 契約職員(週32時間勤務)
  •  短時間正職員 (一日の労働時間が通常の正職員より短い正職員)
  • パート職員(自分の都合のいいシフトで勤務する職員)

これにより、都度変化するワークライフバランスに柔軟に対応しています。

オフィス環境・食事補助・休憩の推奨

各園に職員の仕事スペースを確保しています。フリーアドレスオフィスの考え方を採用しており、スペースは共用です。事業所内のどこのスペースを使っても大丈夫です。

 

各園には職員向けに簡単な食事を用意しており、ご飯類や飲み物は無料です。おかずは原則として一品100円。また、野菜不足対策として用意したスムージーも100円です。疲れた時に食べられるような軽食(バウムクーヘンなど)も用意しています。

 

疲れを感じた時は、他の人に迷惑をかけない限り、自分のパフォーマンスを上げるための休憩を取ることを各自の裁量にお任せして推奨しています。休むことも仕事のうち、という考えに基づきます。


一部在宅勤務・分割勤務

子ども達の支援は当然在宅勤務では不可能です。ですが、一部在宅でも可能な事務業務については、職場のみんなに「何を在宅勤務の成果物とするか」きちんと連絡した上で、在宅勤務を選択することが認められています。

 

また、私用でいわゆる中抜け・遅刻・早退することも、チームに迷惑をかけない限りにおいて認められており、その場合は勤務打刻通りの給与計算が行われます。

休日について

会社の制定休は年間122日(うるう年123日です。)それ以外に、お盆の期間に事業所を休園にして、4日分の有給休暇一斉消化を行っています。

 

また、1人当たり年間5日間の看護休暇は、小学生までのお子さん、介護を必要とする家族、持病があり会社が対象と認めた本人、まで対象を広げて運用しています。

 

土曜出勤日は、都合が付く人が出勤し代わりに平日の代休を取得します。土曜出勤した場合、ささやかな土曜出勤特典を配布しています。


ガンの早期発見に向けた取り組み

通常の健康診断だけでなく、ガンの早期発見に向けた検査を希望する全職員に向け会社負担で行っています。ガンで職場の仲間を失う可能性をできるだけなくしたい、という考えによります。

資格取得支援制度・書籍購入/外部研修支援制度

業務に必要な資格取得に対し、最大10万円まで実費を支援するとともにそのための休暇を付与する制度があります。また、業務に必要な書籍購入や外部研修の費用についても、実費を会社が負担する支援制度があります。


その他

仕事に影響が出ない限り、他の仕事とのダブルワークはOKです。その人の時間はその人のもの、どのように使うかはその人の自由、と考えているからです。

 

事業所を使ってみんなで飲み会や焼き肉パーティーをしたり、引っ越しや私用に事業所の車を借りたり、学童からお迎えしてきた自分の子どもを残業中に事業所で遊ばせたり。普通の職場ではおそらく認めてもらいにくいことでも、“人に迷惑をかけない前提で”ベルテールではお互いにOKしながらうまく会社の資源をプライベートにも活用することを認めています。